シンポジウム3

H. pylori 除菌治療の実際と問題点

（消化器病学会）

司　会：

兒玉　雅明　　（大分大学医学部消化器内科学講座）
中村　昌太郎　（九州大学先端医療イノベーションセンター）

2013年2月よりH. pylori 感染胃炎に対する除菌治療の保険適用が認可され，日常診療で除菌を行う症例が大幅に増加している。その一方で、除菌に関連した種々の問題点も指摘されている。本シンポジウムでは，感染診断における検査法の選択、２次除菌不成功例に対する３次除菌法、除菌困難例の対処法、除菌後の胃粘膜変化、除菌後胃癌の予防および早期発見にむけた経過観察法、MALTリンパ腫の診断・治療等に関する演題を幅広く募り、現時点におけるH. pylori 除菌に関する問題点を整理し，今後の診療の一助としたい。